こんにちは!IT初心者のミアです。普段はライティングや事務仕事をしていますが、最近、周りのエンジニアに触発されてITに興味を持ちました。
ただ、プログラミングには全く知識が無く、何から手をつけたらいいのか分からない状態でした。そんな中、初心者向けの参考書を手あたり次第読んでいたところ、今回ご紹介する「Scratch(スクラッチ)」という言語に出会いました。
今回は、その「Scratch」を使用してリズムゲームを作成した様子をご紹介します。
「Scratch」 とは
「Scratch」は、非営利団体のScratch 財団がマサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボと共同で開発した プログラミング言語および教育用プラットフォームです。(https://scratch.mit.edu/)
この言語はブロックを組み合わせることで視覚的にプログラムを作成できるため、プログラミングの基本的な仕組みを学ぶのに最適です。特に子どもや教育機関向けに設計されています。
「Scratch」を使ったリズムゲームの作成体験
このプロジェクトでは、プログラミング初心者でも手軽に挑戦できる点が大きな魅力でした。ブロックをドラッグ&ドロップするだけで要素を配置し、音と動きを簡単に連動させることができました。最初は上手くできるか不安もありましたが、試行錯誤を繰り返しながら楽しくゲームを作成できました。
開発プロセス
具体的な開発過程については、以下のYouTubeショート動画でご覧いただけます↓
視覚的に簡単に作れるといっても、どんなゲームを作れるのか、どんな効果を乗せたら面白くなるかを1から全部考えるのは大変です。そこで、今まで自分が遊んできたリズムゲームのプレイ経験やYouTubeの情報、そして「Scratchコミュニティ」の投稿を参考にしました。
色々見てみると、大人が本気で作成したレベルが高いゲームもたくさんあるんです。遊びながら、仕組みやアイディアなどいろんなことを学び、技術的な深化も感じられました。
早速作成!
こんな感じで、「スプライト」と呼ばれるパーツのそれぞれに効果を与えて、『リズムに合わせてキーを押すとノーツが消える』ような効果を追加しました。
フリー音源を使用し、楽譜は何となくで設定。今までのリズムゲーム経験が活きました。
判定は少し甘めで、いろんな人に楽しんでもらえるように自分好みに調整。ちょっと凝った感じにしたく、ノーツをタップしたらエフェクトが出るようにしました。
完成した!と思っても、再生してみると予期せぬエラーで思い通りに動かないことも…。
その原因を解明するためにコードを見返し、修正して、試して…。
頭を抱えながらも、「これがテスト工程か!」と実感し、それらを解決する為のプロセスこそが本当の学びでした。
終わりに
今回は視覚的にプログラミングの仕組みを学べる「Scratch」でリズムゲームを作成してみましたが、いかがだったでしょうか。
全くプログラミングが分からないわたしでも開発の楽しさを感じられて、とても素敵な言語でした。
時間をかければ判定やスコア、演出など、もっと凝ったものも作成できるでしょう。自分で他にどんな作品が作れるのか…想像するだけで、わくわくしてきます。
凄腕のエンジニアさんは、わたしには想像もつかないような開発が簡単にできてしまうかもしれません。
自分のアイディアを形にする喜びを直感的に体験させてくれたこの言語に触れて、よかったなと思います。
今では「Scratch」を通じてプログラミングというものがどんなものか理解でき、他のツールにもチャレンジして少しずつスキルを高めています。これからもさらに多くのことを学んでいきたいと思っています。
プログラミング教育の重要性を述べた、「Scratch」開発者であるMitch Resnick氏の講演もとても素敵なので、ぜひ見てみてください!↓
本サイトでは、湧き上がるアイディアを形にしている様子を解説しています!
専門分野から今回のような簡単で楽しいものまで幅広いプロジェクトやアイディアを紹介していく予定ですので、今後もぜひ楽しみにしていてください♪
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