今回は、ChatGPTを活用して2048ゲームを作成した過程を紹介したいと思います。このプロジェクトでは、ChatGPTに質問しながら進めることで、プログラミングに関する知識が浅い私でもゲームを完成させることができました。さらに、ReplitというWebベースの開発環境を使うことで、効率的に開発を進められたのも大きなポイントです。

この記事では、プログラミングやReplitの使い方、そしてChatGPTを活用するメリットについて詳しくお話ししていきますので、これからChatGPTを使ってプログラミングをしてみたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

1. 2048ゲームとは?

2048ゲームは、数字をスライドさせて同じ数字を組み合わせ、2048という数字を作るパズルゲームです。シンプルなルールながら、かなり頭を使うため、多くの人に愛されています。

今までも何度かChatGPTを使ってプログラミングをしていますが、Pythonを用いたものが多かったので、「Javascriptを使ったプログラミングをしてみたい」と思いChatGPTに聞いてみたのが、今回のプロジェクトの始まりでした。

具体的な作成過程については、以下のYouTubeショート動画でご覧いただけます↓

2. Replitとは?

先に、Replitについて簡単に紹介します。Replitはブラウザ上で動作するオンラインコードエディタで、PythonやJavaScriptなど、さまざまなプログラミング言語を扱えます。私がReplitを選んだ理由は、環境構築の手間がない点と、初心者でも気軽に使えることです。特に、PCに特別なソフトウェアをインストールせずに、インターネットにアクセスできればどこからでも作業を進められるというのが非常に便利でした。さらに、無料で利用できるため、気軽に始められます。

Replitの公式サイト

Replitの特徴

  • 環境設定が不要:ブラウザ上でプログラミングできるので、PCに特別なソフトをインストールする必要がありません。
  • マルチプレイヤー機能:他のユーザーとリアルタイムでコードを共同編集できます。
  • 多言語対応:Python、JavaScript、C++など、さまざまな言語に対応しています。

実際に、Replitを使ってコードを書いてみると、その使いやすさに感動しました。コードを保存したり実行したりする作業もとても簡単で、初心者の私でも直感的に使いこなすことができました。

3. ChatGPTでのプログラミング方法

過去もChatGPTでプログラミングをしているので、こちらもぜひご参考ください。

以前もいくつかのプログラミングプロジェクトでChatGPTを活用していたため、その便利さはよく理解していましたが、今回も非常に助かりました。ChatGPTは、質問に対してリアルタイムで具体的なアドバイスを提供してくれるので、初心者が独学で学習を進める際に起こりがちな「行き詰まり」を解消するのに大いに役立ちます。

ChatGPTでプログラミングをするときのポイントは、質問の仕方です。最初は大まかに聞いてしまいましたが、それでは具体的なアドバイスを得られません。「Replitで動かす手順を教えてください」や「見た目を整えたいです。それぞれマスを表示できますか?」といった、具体的な質問にすると、より的確な回答が得られました。

ChatGPTを使った質問のコツ

  • 具体的に聞く:解決したい問題や知りたいことを明確に伝えることで、より効果的なアドバイスを得られます。
  • エラーメッセージを共有する:エラーが発生した場合は、そのメッセージを伝えると、より適切な解決策を提示してくれます。エラーメッセージはコピペでOKです。
  • ステップごとに聞く:一度に大量の質問をせず、段階を追って解決していくのがおすすめです。今回は、「マスの表示」「得点機能の追加」「プレイ中も得点を表示する機能の追加」など少しずつ質問して実装しました。

4. 2048ゲームの作り方

では、実際に2048ゲームをReplitで作成するプロセスを簡単に紹介します。

1. ゲームロジックの設計

まずは、ゲームの基本ロジックをChatGPTで生成します。

2. Replitでのコード入力

次に、Replitを使ってコードを書いていきます。Replitのブラウザ上でコードを入力しながら、随時保存や実行ができるため、開発がとてもスムーズでした。ChatGPTのサポートを受けつつ、少しずつ機能を追加し、ゲームの全体像を構築していきました。

3. ゲームの動作確認

コードが完成した後は、動作確認を行います。最初のうちは、バグがいくつか発生し、思った通りに動かないことが多々ありましたが、ここでもChatGPTが助けてくれました。例えば、最初のテストでは数字をスライドさせる部分が正しく動作せず、どう修正すべきかをChatGPTに聞いてアドバイスをもらいながら解決しました。

5. 完成したゲームと感想

最終的に、無事に2048ゲームを完成させることができました。実際にプレイしてみると、プログラミングの楽しさと達成感を存分に味わえました。特に、得点機能を追加することで、クリアできなくてもスコアを伸ばす楽しみが加わり、より充実したゲーム体験を提供できるようになりました。自分が一から作り上げたものが形になる瞬間は、とても感動的です。このプロジェクトを通じて、問題解決能力や発想力が向上したと感じています。

コードはこちら↓
https://github.com/iDeeer/2048_browser_game/

ここから実際に遊べます!↓
https://ideeer.github.io/2048_browser_game/public/

また、今回のプロジェクトを通して、ChatGPTを効果的に活用することで、プログラミングがスムーズに進むことを改めて実感しました。質問の仕方やエラーへの対処方法など、これからも学んだことを活かして、さらなるプロジェクトに挑戦していきたいです。

最後に

今回の2048ゲームの作成を通じて、Replitの使い方やChatGPTの活用方法を学ぶことができました。また、少しずつ仕様をカスタマイズさせて理想のゲームを作ることに成功しました。

プログラミング初心者でも、ツールやサポートをうまく活用すれば、達成感のあるプロジェクトを実現できます。今後も、さまざまなプロジェクトにチャレンジしながら、スキルを磨いていきたいと思います。皆さんも、ぜひ一度2048ゲーム作りに挑戦してみてください!

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